今日LINEした人、SNS投稿した人。
思ったリアクションが得られていますか?
伝わった実感はありますか?
反応が薄くて寂しい思いをしていませんか?
伝えたいことは同じでも、文章で何倍も行動を促せるようになる本を紹介します。
メンタリストDaiGoさんの10万部突破の大ヒット書籍『人を操る禁断の文章術』です。
見たことあるという方も多いでしょう。
中には、怪しいタイトルだな、「人を操る」なんて、ズルいテクニックは嫌だなと思う方もいるかもしれません。
今回はそんな疑いがあっさり払拭される解説をします。
『人を操る禁断の文章術』を読むメリットは、ブログ、営業、プレゼン、企画書、キャッ
チコピー、SNS集客、PR、コピーライティングなど文章を使う各分野で、使える知識を得
られること。
コピーライティングを学ぼうと考えている独立志向のある方や、脱サラをして、コピーを
学んで伝える力でサバイバルしたい方にはうってつけの1冊です。
Contents
“DaiGo(1986年11月22日 – )は、日本のメンタリスト、作家、ニコ生主、YouTuber。企業の研修やコンサルなども行う。ニコニコチャンネルの有料会員数は、2019年9月現在ニコニコチャンネルの中で最も多い。“
(goo Wikipediaより)
今は順風満帆に見えるDaiGoさん、幼少時は8年間のいじめを経験。大学受験では東大しか受けず浪人。
浪人時もセンター試験の記入ミスで二次試験に進めず。その後母親が出願していた慶應義塾大学に合格。
東大に入れなかったコンプレックスに打ち勝つべくメンタリズムに邁進。
現在では年収10億以上を稼ぎ、累計発行部数330万部とも言われている成功者。
本書のテクニック3つを簡単にご紹介。
文章術なのに書かないってどういうことか?
こんな疑問が聞こえてきそうです。
1.あれこれ書かない
詳細を相手が求めているとは限りません。
「相手の想像力を借りて行動させる」という意識を。
お年寄りの人がPCのスペックを理解できなくても、これで「Zoomでお孫さんの顔を見て話せます」と言われたほうが欲しくなるでしょう。
2.きれいに書かない
教科書の様な、文法的に正しい文章は好きですか?Noでしょう。
きれいじゃなくていい「感情を揺さぶる文章」を意識。
人は必要でなくてもどうしても欲しいと思ったら行動します。
相手の気持ちは、表情は、行動は読んだ後どうなっていますか?
3.自分で書かない
3.自分で書かない
文章が上手な誰かに外注する?いや、自分で書くんですよ。
自分の書きたいことではなく、相手が必要とする内容・言葉をリサーチ。
相手から取り出して言葉にしていくというイメージを持ちましょう。
トリガーとは銃の引き金のこと。表現がカッコよくて好きな部分です。
『人を操る禁断の文章術』には、7つの引き金が用意されています。
さぁ、どの引き金を引くかワクワクしながら選んでください。
トリガー1)興味
興味がある情報は自動で勝手に集めます。
相手の関心の高いキーワードを文章に散りばめましょう。
きっと文章に釘付けになるでしょう。
トリガー2)ホンネとタテマエ
私もそうですがホンネとタテマエが完全一致している人は少ないでしょう。
だからこそ、タテマエもわかるんだけどホンネの部分はこうじゃない?という文章に「そうそうそう!」と引き寄せられます。
相手のホンネとタテマエはなんですか?
トリガー3)悩みトリガー
悩みの無い人はいません。
貧乏は貧乏の悩み、金持ちは金持ちの悩みがあります。
悩みを解消できると思えば人は行動します。
トリガー4)ソントク
人間、「損はしたくない」という思いが強いのです。
行動しても損しませんよ、得ですよ~と安心させましょう。
トリガー5)みんな一緒
みんな持っているのに自分だけ持っていなかったらすごく嫌ですよね。
自分と共通点のある人がしていることは、自分もした方がいいかな?など
みんなと一緒でありたいと思う気持ちに触れましょう。
トリガー6)認められたい
他人に認められたいという感情を承認欲求と呼びます。
行動することで承認欲求を満たせると伝えましょう。
承認欲求が満たされた後の相手のイメージを表現しましょう。
トリガー7)あなただけの
○○なあなただけ、と特別扱いをしましょう。
あぁ、これはまさに自分の為のもの、と感じれば、自分のこととしてサッと行動を起こし
やすくなるでしょう。
其の1、其の2と来て、やっと書くテクニックへ。おもむろに文章を書き出しているのではないんですね。
DaiGoさんが文章を書く5つのテクニックとは。
1. 書き出しはポジティブに
最初はポジティブな体験から。
興味を引き立て読み進めたくなる文章を意識。
2. 何度も繰り返す
同じ『意味』と『感情』の表現を何回も表現してください。
ここが腕の見せ所、10回繰り返しましょう。
学校でも習った5W1H「だれが、なにが、いつ、どこで、なぜ、どのように?」のあ
れを意識するといいでしょう。
3. 話しかけるように書く
人は“書き言葉”より“話し言葉”の方が内容を覚えやすいのです。
会話を意識して、こう言ったら相手はこんな質問をするかな?こういうことも聞きたいだろうと文章を組み立ると楽です。
4. 上げて、下げて、また上げる
文章に緩急を。
冒頭はポジティブな話題、途中で不安や懸念情報を取り入れ、最後はまたポジティブな表現で締めくくる。
ストーリーで行動につなげましょう。
5. 追伸(P.S.)をつける
パッと見た時、文章の最後に目が行きませんか?
結末が気になる心理とでも言いましょうか、、、
この心理を活かして、追伸には「相手に行動してもらいたいこと」を盛り込み背中を押しましょう。
いかがだったでしょうか?
ネットの時代に累計部数330万部売るDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』。
自分目線ではなく相手目線で行動に繋げる文章術を事例とともに解説してくれている良書と言えます。
禁断の~と言いつつも一般販売されているので、ぜひ手に取ってみてください。