『キャッチコピーの教科書(1THEME×1MINUTE)』でコピーライティングの核を理解する

キャッチコピーとは、人の注意を引く宣伝文句のことであり、商品やサービスについての面白いフレーズや意外性のあるひとことで、消費者の心をつかむマーケティングの方法の一種である。

消費者は、そのフレーズが目に触れた瞬間、興味が湧くかどうかやその商品やサービスが自分自身に関係あるものなのかなどを判断する。

CMやパンフレットやホームページなど、キャッチコピーは世の中のいたるところに溢れているものだが、企業は消費者の目に触れた一瞬で心をつかむために試行錯誤して最高のキャッチコピーを生み出す。

どんなに素晴らしい商品やサービスを持っている企業でも、キャッチコピーがいまいちであれば消費者は詳しく見てくれないことだってある。

消費者に振り向いてもらい、さらにその先の行動を喚起するためには、このキャッチコピーがとても大切である。

キャッチコピーの本質が分かると、圧倒的に成果が出やすくなります!

つまり、企業にとって秀逸なキャッチコピーを生み出すことは、商品やサービスを売り出す際の第一歩でありながら重要な課題と言えるのだ。

さて、今回紹介する「キャッチコピーの教科書(1THEME×1MINUTE)」は、20年間コピーライターとして活動を続けている、さわらぎ寛子氏の著書である。

1.著者・さわらぎ寛子氏はどんな人物?どんなコピーライター?

まずは、著者・さわらぎ寛子氏について紹介しよう。

さわらぎ寛子氏は、20年間ものあいだコピーライターとして活動し、食品、ホテル、美容、学校、病院、鉄道会社などさまざまな業種の広告制作に携わった方である。

これまでに書いたコピーはなんと3万件以上。

近鉄電車の「舞台は、伊勢志摩。」など、大手企業のキャッチコピーや広告制作を多く担当し、中でも「女性のリアルな共感を得るキャッチコピー」に定評がある。

それもそのはず、さわらぎ寛子氏はもともと「出産・育児ライター」だったのだ。

さわらぎ寛子氏は中学3年生のころにはすでにコピーライターになることを心に決め、念願のコピーライターとなったのち、結婚・出産を機に会社を退職。

そして「出産・育児ライター」としてブログを始め、多くのファンがつき、そのブログやインターネットを通じてたくさんの仕事の依頼が集まったようだ。

ブロガーからここまで活躍できるようになるって、全ブロガーの理想ですね!

現在は東京と大阪とオンラインを中心に、半年間コピーライティングについて学ぶことができる講座を開催し、自分自身でキャッチコピーを考えて集客し、売り上げを伸ばしたいと考えている起業家や経営者から高い評価を受けている。

毎月100名以上にコピーライティングを指導し、企業や副業が増えてきたこの時代に「自分という人間で選ばれる」人を増やすため、活動を続けている。

さわらぎ寛子はこんな人!
  • 出産・育児ライターから、20年間のコピーライティングキャリアを形成
  • 数々の広告制作を経験
  • 現在はセミナー講師としても活躍中!

そんなさわらぎ寛子氏が書いた書籍の第一冊目が、この「キャッチコピーの教科書(1THEME×1MINUTE)」である。

2.「キャッチコピーの教科書」はどんな本?

キャッチコピーの教科書:内容は?

2017年に発売されたこの「キャッチコピーの教科書(1THEME×1MINUTE)」では、コピーライティングに関する65ものテクニックを紹介していて、この1冊でキャッチコピーの基本のすべてがわかるものとなっている。

商品をたくさんの人に買ってもらいたい、より多くの人にホームページを閲覧してもらいたい、といった経営者やマーケティング担当者の人へ向けた書籍である。

他にも、個人で趣味や副業で運営しているサイトやブログやSNSへのアクセス数を増やしたいという人にもオススメの一冊だ。

まずこの書籍に書かれているテクニックのうちのひとつを紹介しよう。

今日から君も、コピーライター!

コピーライティング・テクニックその1:6W2Hを書き出す

6W2H「What(なにを)・Why(なぜ)・Who(だれが)・Whom(だれに)・When(いつ)・Where(どこで)」「How(どのように)・How much(いくら)」を中心に商品やサービスを分析し、ターゲット(消費者や客)の悩みや理想を予測し書き出すという方法だ。

  • What・・・なにを?
  • Why・・・なぜ?
  • Who・・・だれが?
  • Whom・・・だれに?
  • When・・・いつ?
  • Where・・・どこで?
  • How・・・どのように?
  • How much・・・いくら?

コピーライティング・テクニックその2:長く愛されるビジネスの構想を練る

次に、「継続して愛されるビジネス」のコンセプトをつくる、という方法を紹介する。

そのためには「ターゲットがベネフィット(精神的満足)になる〇〇」という考え方をすることが必要不可欠であるようだ。

「継続して愛されるビジネス」のコンセプトを作り出すために必要不可欠なことだ。

ターゲットのニーズを分析し気持ちにも寄り添うことでより良いコンセプトが生まれ、ターゲットの心をつかむキャッチコピーが生まれ、そして一度だけでなくその商品・サービス自体が愛されることにつながる。

この書籍で紹介されているテクニックを2つ紹介したが、多くのコピーライティングと違っている点がある。

それは、インパクトだけを求めて最初は心をつかむことができても、そのあとも愛されることまで考えてキャッチコピーをつくる、それがさわらぎ寛子氏が勧めるコピーライティングであるということだ。

ビジネスは継続が大事!

また、図や具体的なキャッチコピーの作成例が豊富であり、とても読みやすいものとなっている。

知識の逆引きにも向いていることで、持ち歩いて辞書のように使っても良いだろう。

3.「キャッチコピーの教科書」はどんな人におすすめ?どんなコピーライティングができるようになる?

キャッチコピーの基本を押さえていることや、図や具体例があることによってわかりやすく書かれており誰にでも理解しやすく書かれているのが特徴なので、これからキャッチコピーを作ろうと思っているが何から始めればいいのかわからない、という人にもオススメの一冊だ。

そして最近では、インターネット上での商品の販売やサービスの提供だけでなく、InstagramなどのSNSを利用してエッセイやマンガを連載している自身のサイトやブログに引き入れるというのが増えてきている。

これは企業ではなく趣味や副業などで書いている主婦などが多いが、コピーライティングについてとにかくわかりやすく書かれているこの書籍はとくにオススメである。

ただ単に売り上げを伸ばすだけではなく、継続的に愛されることを重視したコピーライティングを意識しているので、サイトやSNSのアクセス数、フォロワーなどの継続的な視聴者を増やしたいという方は学ぶことが多いだろう。

また近年急増したYouTuberは、動画のサムネイルで目を引くために写真だけでなく短い文章を入れることもある。

そういったキャッチフレーズ全般をつくるときに役に立つテクニックが、この書籍には65も盛り込まれているのだ。

Point:さわらぎ寛子が活用する65種類のテクニックが活かせる!

4.コピーライティングに興味があってもなくても、「キャッチコピーの教科書」を読んで損はない。

今回はさわらぎ寛子氏の著書、「キャッチコピーの教科書(1THEME×1MINUTE)」について紹介した。

一瞬で目を引き興味を持たせる、キャッチコピー。

それだけでなく、その後も継続して愛されるビジネスや商品を目指すというのは、この書籍ならではの内容である。

消費者や視聴者などのターゲットの目線になって考え、ニーズに合わせてコンセプトを決め、必要とされていることを分析する。

そうすることで、ビジネスや商品が継続して愛されるための第一歩となるキャッチコピーをつくることができる。

文章にすると難しそうに聞こえるが、図解や具体例が書いてあるからこそ理解がしやすく、コピーライティングの入門から応用まで対応できる一冊となっている。

この本一冊読んでおいて、ビジネスシーンで活躍しよう!

ぜひ一度さわらぎ寛子氏の書いたキャッチコピーを見て、どれほど目を引くものかを感じてみるのもいいだろう。

コピーライティングやマーケティングを仕事としている人だけでなく、SNSやブログの運用をしている人にもオススメなので、少しでも興味を持った方は一度読んでみていただきたい。